御輿・神輿(読み)みこし

大辞林 第三版の解説

みこし【御輿・神輿】

輿を敬っていう語。 《御輿》
神幸の際に神霊が乗る輿。屋根の中央に鳳凰ほうおうや葱花そうかを置き、台に何本かのかつぎ棒を通し大勢でかつぐ。平安中期に怨霊信仰が盛んになるにつれ広く用いられるようになった。しんよ。おみこし。 《神輿》 [季] 夏。
(「輿」を「腰」にかけて)腰をいう。おみこし。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

み‐こし【御輿・神輿】

〘名〙 (「み」は接頭語)
① (御輿) 輿を敬っていう語。古くは天皇の乗物を総称していう。
※書紀(720)継体即位前(前田本訓)「乗輿(ミコシ)を夾(はさ)み衛(まも)りて」
※栄花(1028‐92頃)鳥辺野「午時ばかりにぞ行幸ある。みこしより降りさせ給ふ程も心もとなく」
② 祭礼のときなど、神体または御霊代(みたましろ)が乗るとされる輿。形は四角形・六角形・八角形などで、屋根の中央に鳳凰(ほうおう)などを飾り、台に二本の棒を貫いて、これを大勢でかつぐ。おみこし。しんよ。《季・夏》
※高野本平家(13C前)一「十禅師の御輿(ミコシ)にも箭どもあまた射たてたり」
③ (「輿」を「腰」にかけて) 腰をいう。→みこしを上げる

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

iDeCo

個人型確定拠出年金と呼ばれる任意の私的年金制度のひとつ。加入者が毎月決まった金額を積み立てて、金融機関が用意する定期預金・保険・投資信託といった金融商品から運用方法を選び、60歳以降に年金または一時金...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android