御輿を上げる(読み)ミコシヲアゲル

デジタル大辞泉 「御輿を上げる」の意味・読み・例文・類語

御輿みこし・げる

(「輿」を「腰」にかけて)
腰を上げる。立ち上がる。「話題も尽きたところで―・げる」
仕事に取りかかる。「休憩を終えて―・げる」
[類語]開始幕開き開幕始まる始めるしだすやりだす掛かる取り掛かるしかかるしかける着手する踏み出すスタート出出し立ち上がり手始め皮切り口切り封切り起動始動発動幕がふたく・蓋を開けるしょ・ちょ端を発する口火を切る火蓋を切る幕を切って落とす狼煙のろしを上げる手を付ける

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御輿を上げる」の意味・読み・例文・類語

みこし【御輿】 を 上(あ)げる

すわりこんでいた腰をあげる。立ちあがる。また、事にとりかかる。仕事をはじめる。
歌舞伎・暫(日本古典全書所収)(1714)「さらば、神輿を上げべいか」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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