御館前遺跡(読み)みたちまえいせき

日本歴史地名大系 「御館前遺跡」の解説

御館前遺跡
みたちまえいせき

[現在地名]近江八幡市千僧供町

白鳥しらとり川右岸、瓶割かめわり山の北西麓に広がる平野部にあり、標高は約九五メートル。古代東山道に沿う。昭和五六年(一九八一)圃場整備に伴い発掘調査が実施され、以後、同事業や水道管布設、民間開発などに合せて数次にわたって調査が行われた。弥生時代中期から室町時代におよぶ遺構・遺物が確認され、とくに奈良時代の遺構・遺物が注目された。奈良時代のものとして昭和五六年には「西殿」「大」などと書かれた墨書土器や円面硯が出土し、また五間×三間の大型掘立柱建物跡も発見された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android