微服(読み)ビフク

デジタル大辞泉 「微服」の意味・読み・例文・類語

び‐ふく【微服】

[名](スル)人目につかないよう、身なりをやつすこと。
中将―して山里り暮らし」〈蘆花不如帰

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「微服」の意味・読み・例文・類語

び‐ふく【微服】

  1. 〘 名詞 〙 身なりをやつすこと。人目を忍ぶ服装をすること。
    1. [初出の実例]「隋使入京〈略〉迎椿市之街。太子微服而看」(出典聖徳太子伝暦(917頃か)下)
    2. [その他の文献]〔孟子‐万章上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「微服」の読み・字形・画数・意味

【微服】びふく

衣服をかえる。しのびの姿。〔孟子、万章上〕孔子、魯・衞にばれず。宋の桓司馬の將(まさ)に(むか)へて之れをさんとするにひ、して宋に(よぎ)る。是の時、孔子阨(やく)に當れり。

字通「微」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android