微眇(読み)びびょう

精選版 日本国語大辞典 「微眇」の意味・読み・例文・類語

び‐びょう‥ベウ【微眇】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動ナリ・タリ )
  2. 身分などの卑しいこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「以微眇身尊位之徴也」(出典春記‐長暦四年(1040)八月)
    2. [その他の文献]〔史記‐孝文帝紀〕
  3. かすかで小さいこと。また、そのさま。微妙。微微
    1. [初出の実例]「海門煙霧断、微渺望滄溟」(出典:白石詩草(1712)迫門黎明)
    2. [その他の文献]〔管子‐水地〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「微眇」の読み・字形・画数・意味

【微眇】びびよう(べう)

軽微。〔史記、文帝紀〕(われ)宗を保つことをて、眇の身を以て、兆民君王の上に託す。天下の治亂、一人に在り。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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