日本歴史地名大系 「徳島会所跡」の解説 徳島会所跡とくしまかいしよあと 徳島県:徳島市徳島城下徳島徳島会所跡[現在地名]徳島市中徳島町二丁目武家地徳島の北端、助任(すけとう)橋のたもとにあった役所。明暦三年(一六五七)家老中村美作の屋敷跡に建設されたとされる(阿波平均簿)。福島(ふくしま)にあった会所と区別して助任口の会所や寄合会所ともよばれた(「忠英様光隆様御直仕置之節御判物御書附」蜂須賀家文書)。会所が史料上初めて表れるのは万治元年(一六五八)で、同年完成した会所は一月八日より寄合御用に使用された(「仕置所ニ而為書抜候品書集置帳」蜂須賀家文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by