徳賞寺(読み)とくしようじ

日本歴史地名大系 「徳賞寺」の解説

徳賞寺
とくしようじ

[現在地名]美浜町佐柿

陽光山と号し、曹洞宗本尊釈迦如来。天文年間(一五三二―五五)祐という僧が当地に結んだ徳賞庵を、永禄六年(一五六三)粟屋越中守勝久が改築、徳賞寺と号し、聖徳太子作と伝える本尊釈迦像を安置して山林田畑を寄進したという。越前盛景じようけい(現福井県武生市)八世の機山祖全を開山とする。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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