徴辟(読み)ちょうへき

精選版 日本国語大辞典 「徴辟」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐へき【徴辟】

  1. 〘 名詞 〙 朝廷または官府に召し出して、官職を授けること。身分の低い者を起用して官職を授けること。
    1. [初出の実例]「蓬宮芸閣。賜宴之筵。必蒙其徴辟」(出典本朝文粋(1060頃)六・申弁官并左右衛門権佐状〈大江以言〉)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐霍伝〕

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普及版 字通 「徴辟」の読み・字形・画数・意味

【徴辟】ちようへき

朝廷より徴召する。〔後漢書、儒林下、玄伝〕學、五經にず。門徒常に千人、其のする六千人。辟せらるるも竝(み)な就かず。順特詔もてし、議に拜し、五經の異同論せしむ。甚だ合ふ

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