デジタル大辞泉
「心王」の意味・読み・例文・類語
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しん‐のう ‥ワウ【心王】
〘名〙 (「しんおう」の
連声) 仏語。心のはたらきの主体である識。
対象の総体をとらえる。対象の総体および
部分に対して個別的にはたらく
心所(しんじょ)をその従属作用とする。
六識・
八識などをいう。
※即身成仏義(823‐824頃)「心王心数其数無量」 〔北本涅槃経‐一〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
心王
しんのう
仏教用語。心作用の主体となる識のこと。心王に従属して働きをなすのが心所である。心所の王という意味からこの名称が生れた。
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