精選版 日本国語大辞典 「必要は発明の母」の意味・読み・例文・類語 ひつよう【必要】 は 発明(はつめい)の母(はは) 発明は必要から生まれるということ。必要を感じれば自然発明が生まれてくるということ。[初出の実例]「necessity is the mother of invention 〔必要(ヒツヨウ)は発明(ハツメイ)の母(ハハ)〕じゃアない。ヱーと industry 〔勉業〕の基かネ」(出典:当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉一七) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
ことわざを知る辞典 「必要は発明の母」の解説 必要は発明の母 発明は必要があってこそ生まれる。必要に迫られると、おのずから発明や工夫がなされる。 [使用例] 戦争が創造や文化の両親だということは、「必要は発明の母」というあの平凡な言葉のデフォルマションにしかすぎない[高田保*第4ブラリひょうたん|1954] [解説] 西洋起源のことわざで、日本には幕末ないし明治初期に入って、明治一〇年代後半には学生の間でよく知られていました。また、この「母」は、生み出すものの意で、従来の日本語のことわざには見られない新たな用法でした。 〔英語〕Necessity is the mother of invention.(必要は発明の母である) 出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報