忌掛り(読み)イミガカリ

デジタル大辞泉 「忌掛り」の意味・読み・例文・類語

いみ‐がかり【忌(み)掛(か)り/忌(み)懸(か)り】

一家親族の間で、喪に服すべき続き柄の人。

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精選版 日本国語大辞典 「忌掛り」の意味・読み・例文・類語

いみ‐がかり【忌掛・忌懸】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 一家親族のなかで、喪に服すべき間柄。その範囲については、奈良時代には律令の喪葬令(そうそうりょう)に、江戸時代には服忌令(ぶっきりょう)に定められていた。〔禁令考‐前集・第四・巻三七・元文元年(1736)八月二五日〕
  3. 徳島藩でみられた特殊な身分関係。本家血縁関係にある分家した小家のこと。年数が経てば、忌外(いみはず)れとなる。→忌外れ。〔元居書抜(徳島藩)‐郡方・正徳元年(1711)〕

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