忍路神社(読み)おしよろじんじや

日本歴史地名大系 「忍路神社」の解説

忍路神社
おしよろじんじや

[現在地名]小樽市忍路

忍路湾に臨む地にある。近世は弁天社と称されていた。旧郷社。祭神市杵島姫命大国主命・事代主神・倉稲魂命。ヲショロ場所請負人の西川家により創建されたと伝え、一六八九年(元禄二年)のこととも(北海道神社庁誌)、一七九〇年(寛政二年)ともいう(忍路郡郷土誌)。明治七年(一八七四)蝦夷大国主命神社から忍路神社に社号を改め、市杵島姫命を合祀したというが(北海道神社庁誌)、それ以前に弁天社であったので、この合祀は検討を要する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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