志島古墳群(読み)しじまこふんぐん

日本歴史地名大系 「志島古墳群」の解説

志島古墳群
しじまこふんぐん

[現在地名]阿児町志島

東に太平洋を見下ろす岬上から標高二〇メートル前後の台地に点在し、五世紀代から七世紀にかけて順次築造された全一三基の古墳群。たかじょうか古墳(九号墳)・おじょか古墳(一一号墳)が最高所に築造され、その他の古墳は東あるいは南へ傾斜する斜面に位置するものが多く、直径一〇メートル前後の円墳と推定されている。塚穴つかあな古墳(四号墳)は海食台上にあり、ほぼ南に開口した全長一〇・五メートルで玄室の長大な横穴式石室を内部構造とし、上村うえむら古墳(一〇号墳)は南に開口した全長約一二メートルと推定される横穴式石室で内部に組合せ式石棺を置いている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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