コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

志賀山万作 しがやま まんさく

2件 の用語解説(志賀山万作の意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

志賀山万作 しがやま-まんさく

?-? 江戸時代前期の振付師。
初代中村伝次郎(1673-1729)の父。能の喜多流の小鼓方であったが,江戸中村座の囃子方(はやしかた)にはいる。舞踊にたくみなことから中村家の「大小の舞」などをつたえられ,振り付けにあたる。和泉町(神田)に稽古所をひらき,志賀山流を名のった。舞踊志賀山流の祖。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

志賀山万作

生年:生没年不詳
元禄期の歌舞伎の振付師。江戸の振付師の元祖とされる。日本舞踊江戸志賀山流の流祖。喜多流の能の小鼓方から歌舞伎の囃子方となり,振付師を兼ねた。中村座の座付きとなり,「小舞十六番」「大小の舞」など家の芸を預けられた。中村座の子弟に家の振りを伝授するために和泉町(神田)に稽古場を開き,一般にも稽古を付けた。志賀山流は息子の初代中村伝次郎に継承され,櫓付(座付き)の稽古所として天明年間(1781~89)まで続き,8代目万作(初代中村仲蔵)など名手を出した。以後は女師匠志賀山勢以などによって継承され,古風な江戸の振りを伝える独特の流派として今日に至る。

(古井戸秀夫)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

志賀山万作の関連キーワード志賀山流振付師岩井喜代松佐渡島長蔵竹田六郎次中村菊寿中村京十郎(初代)中村伝次郎(2代)西川扇蔵(4代)藤田長左衛門

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone