出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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志賀山万作 しがやま-まんさく
?-? 江戸時代前期の振付師。
初代中村伝次郎(1673-1729)の父。能の喜多流の小鼓方であったが,江戸中村座の囃子方(はやしかた)にはいる。舞踊にたくみなことから中村家の「大小の舞」などをつたえられ,振り付けにあたる。和泉町(神田)に稽古所をひらき,志賀山流を名のった。舞踊志賀山流の祖。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内の志賀山万作の言及
【志賀山流】より
…日本舞踊の流派。元禄期(1688‐1704)の志賀山万作を流祖とする。江戸歌舞伎の振付師の家系として知られるが,天明期(1781‐89)に活躍して仲蔵振りを残した初世[中村仲蔵]は6世(8世説もある)志賀山を継いでいる。…
【中村仲蔵】より
…前名中村中蔵。別名6世中山小十郎,8世志賀山万作。俳名秀鶴。…
※「志賀山万作」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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