忠諫(読み)チュウカン

デジタル大辞泉 「忠諫」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐かん【忠×諫】

[名](スル)臣下主君を思い、その過ちをいさめること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「忠諫」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐かん【忠諫】

  1. 〘 名詞 〙 臣下が主君のためを思って、そのあやまちをいさめること。
    1. [初出の実例]「君王臣が忠諫(カン)を忿て、吾に死を賜事。是天已に君を棄也」(出典太平記(14C後)四)
    2. [その他の文献]〔漢書‐賈誼伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「忠諫」の読み・字形・画数・意味

【忠諫】ちゆうかん

真心で諫める。蜀・諸亮〔出師の表〕志士の氣を弘し、宜しく(みだ)りに自ら(ひはく)なりとし、喩(たと)へを引き義を失ひ、以て忠諫の路を塞ぐべからざるなり。

字通「忠」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android