忠魂(読み)チュウコン

デジタル大辞泉 「忠魂」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐こん【忠魂】

ひたすら忠義を尽くす精神。「忠魂の士」
忠魂義魄ぎはく」に同じ。

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精選版 日本国語大辞典 「忠魂」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐こん【忠魂】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 忠義の精神。忠肝義胆
    1. [初出の実例]「社内には則ち菊花の紫幕儼然として忠魂を護す」(出典:東京新繁昌記(1874‐76)〈服部誠一〉初)
    2. [その他の文献]〔徐涓‐孫忠烈公輓章〕
  3. ちゅうこんぎはく(忠魂義魄)
    1. [初出の実例]「戦死せし南朝義士の忠魂寃魂をも慰つべし」(出典:読史余論(1712)三)

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普及版 字通 「忠魂」の読み・字形・画数・意味

【忠魂】ちゆうこん

忠義の人の英魂。唐・許渾衛将軍に題す〕詩 忠魂を(まつ)らんと欲するも、何(いづ)れの處にか問はん (ふうえふ)、雨霏霏(ひひ)たり

字通「忠」の項目を見る

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