日本歴史地名大系 「念仏村」の解説 念仏村ねんぶつむら 兵庫県:加東郡東条町念仏村[現在地名]東条町岡本(おかもと)岩屋(いわや)村の南東、東条川中流の左岸にある。慶長国絵図に村名がみえ、正保郷帳によると田方六八七石余・畠方七九石余、幕府領。以後の領主の変遷は天神(てんじん)町と同じ。元禄(一六八八―一七〇四)頃に総持院(そうじいん)を分村(東条町史)。享保一四年(一七二九)の家数一一四・人数五五六、牛四一、紺屋二・桶屋三・箱指屋一・商人三・座頭一・牛博労二(「村明細帳」岡本区有文書)。天保郷帳では高八一一石余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by