デジタル大辞泉 「怖震ふ」の意味・読み・例文・類語 うぞ‐ぶる・う〔‐ぶるふ〕【▽怖震ふ】 [動ハ四]《「うぞ」は「おぞ」の音変化》恐ろしさに身震いする。「下女もうろたへ、小菊を囲うて―・ふ」〈浄・油地獄〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「怖震ふ」の意味・読み・例文・類語 うぞ‐ぶる・う‥ぶるふ【怖震】 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 ( 「うぞ」は「おぞ」の変化したものという ) 恐ろしさのためにぶるぶる震える。恐れおののく。おどふるう。[初出の実例]「下部(しもべ)共、衣裳を剥(は)いで振袖の、汚れし綿衣(めんえ)に着せ換ゆれば、さしも美形の清十郎、山田の案山子(かがし)とうぞぶるひ」(出典:浄瑠璃・五十年忌歌念仏(1707)中) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例