デジタル大辞泉 「思い余る」の意味・読み・例文・類語 おもい‐あま・る〔おもひ‐〕【思い余る】 [動ラ五(四)]さんざん思い悩んで、どうにも考えが決まらなくなる。思案に余る。「―・って相談する」[類語]思案に余る・思案に暮れる・思案投げ首・頭を抱える・頭を悩ます・思いあぐねる・途方に暮れる・多岐亡羊・五里霧中 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「思い余る」の意味・読み・例文・類語 おもい‐あま・るおもひ‥【思余】 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 ひどく思い悩んで、考えがまとまらなくなる。思案にあまる。また、恋しさにたえきれなくなる。[初出の実例]「思賸(おもひあまり)甚(いた)もすべ無み玉襷(たまだすき)畝火(うねび)の山にわれは標(しめ)結ふ」(出典:万葉集(8C後)七・一三三五)「むかし、をとこ、臥して思ひ、起きて思ひ、思ひあまりて」(出典:伊勢物語(10C前)五六) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例