怨女(読み)エンジョ

デジタル大辞泉 「怨女」の意味・読み・例文・類語

えん‐じょ〔ヱンヂヨ〕【怨女】

婚期が遅れたり、夫が不在であったりして、独り身である自分を哀れと思って嘆く女。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「怨女」の意味・読み・例文・類語

えん‐じょヱンヂョ【怨女】

  1. 〘 名詞 〙 婚期が遅れたり、また、夫の不在や死別で、独り身をうらみ嘆く女。怨婦
    1. [初出の実例]「郭公一叱誤閨情、怨女偸聞悪聆声」(出典新撰万葉集(893‐913)上)
    2. [その他の文献]〔孟子‐梁恵王・下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む