怨女(読み)エンジョ

デジタル大辞泉 「怨女」の意味・読み・例文・類語

えん‐じょ〔ヱンヂヨ〕【怨女】

婚期が遅れたり、夫が不在であったりして、独り身である自分を哀れと思って嘆く女。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「怨女」の意味・読み・例文・類語

えん‐じょヱンヂョ【怨女】

  1. 〘 名詞 〙 婚期が遅れたり、また、夫の不在や死別で、独り身をうらみ嘆く女。怨婦
    1. [初出の実例]「郭公一叱誤閨情、怨女偸聞悪聆声」(出典新撰万葉集(893‐913)上)
    2. [その他の文献]〔孟子‐梁恵王・下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「怨女」の読み・字形・画数・意味

【怨女】えんじよ

怨曠

字通「怨」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android