恐れ戦く(読み)オソレオノノク

デジタル大辞泉 「恐れ戦く」の意味・読み・例文・類語

おそれ‐おのの・く〔‐をののく〕【恐れ戦く】

[動カ五(四)]恐ろしさのためにからだが震える。ひどく恐れる。「一連の放火事件に住民は―・いている」
[類語]震える戦慄震え身震い武者震い胴震い震駭震え上がるおののくわななく

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 出典 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「恐れ戦く」の意味・読み・例文・類語

おそれ‐おのの・く‥をののく【恐戦】

  1. 〘 自動詞 カ行五(四) 〙 極度に恐れる。恐ろしくてぶるぶる震える。おそれわななく。
    1. [初出の実例]「おきな、をそれおののきて、〈略〉罪をはぢくい、心を改めて、きぬをぬぎて読経す」(出典:観智院本三宝絵(984)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android