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…発熱の初めなどに感じる,ぞくぞくとした不快な寒けをいう。顔面蒼白となり,骨格筋の不随意的な震えを伴うことが多い(これを悪寒戦慄(せんりつ)という)。感染によって外因性発熱物質が体内に入ると,白血球などに作用して内因性発熱物質が産生・放出され,血行を介して体温調節中枢の存在する脳の視床下部を特異的に刺激する。…
…環境温が中等度で暑くも寒くもない状態では,皮膚血流を増減させて皮膚温を加減し,熱放散を調節することだけで体熱平衡を維持することができる。この血管運動調節域よりも環境温が低下すると,皮膚血管が収縮し,震えすなわち骨格筋の律動的な収縮によって熱産生を増加させ,またアドレナリンや甲状腺ホルモンの分泌も高まる。環境温が上昇すると,皮膚血管の拡張によって多量の体熱が体表面にもたらされ,対流・放射による熱放散が増加するが,それでも平衡を保つのに不十分なときには発汗が始まる。…
※「震え」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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[1864~1915]ドイツの精神医学者。クレペリンのもとで研究に従事。1906年、記憶障害に始まって認知機能が急速に低下し、発症から約10年で死亡に至った50代女性患者の症例を報告。クレペリンによっ...
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