コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

恐慌論 きょうこうろんtheory of economic crisis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

恐慌論
きょうこうろん
theory of economic crisis

主にマルクス経済学で展開される理論で,経済恐慌資本主義経済固有の病弊で,供給過剰と過少消費から,恐慌が恐慌を呼ぶような状態で,資本主義社会が歴史的使命を終えると主張。経済恐慌は,景気変動の中で単なる景気後退にとどまらず,企業倒産,失業の大量発生などが急激に起こる現象をいう。 1929年からの大恐慌は世界的な規模のものとなった。第2次世界大戦後,資本主義国では相次いで有効需要政策を採用し,大戦前の恐慌や,大きな景気変動は見られなくなっている。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

恐慌論の関連キーワードロートベルトゥス社会主義的工業化シュピートホフメンデリソン久留間 鮫造アフタリオン久留間鮫造宇野 弘蔵プラン問題宇野弘蔵マルサス市場論争農業恐慌ドッブ伊藤誠階級

今日のキーワード

吝か

[形動][文][ナリ]1 (「…にやぶさかでない」の形で)…する努力を惜しまない。喜んで…する。「協力するに吝かではない」2 思い切りの悪いさま。「民衆も天才を認めることに―であるとは信じ難い」〈芥川...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

恐慌論の関連情報