恩河朝恒(読み)おんが ちょうこう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「恩河朝恒」の解説

恩河朝恒 おんが-ちょうこう

?-1860 琉球(りゅうきゅう)の官吏
物奉行(財政担当官)在職中に薩摩(さつま)鹿児島藩主島津斉彬(なりあきら)の富国強兵政策に協力した。斉彬が死去すると王府主流派の巻きかえしにあい,尚泰王12年国費横領などを理由に免職,投獄された。拷問をうけ,尚泰王13年閏(うるう)3月13日獄死した。通称は恩河親方。唐名(からな)は向(しょう)汝霖。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例