ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「悉皆調査」の意味・わかりやすい解説 悉皆調査しっかいちょうさ 調査探究しようとする事象を全体にわたって漏れなく,また重複することなく調査する方法であり,全数調査法,完全列挙法とも呼ばれる大量観察法である。この方法の最も代表的なものは国勢調査である。この調査法は,統計的手段による大量観察であるから,量的に把握できるものに限定される。また常に統計調査機関の発達を前提条件にしており,多大の費用と労力を費やして初めて可能であり,その条件が伴わない場合や対象のもつ性質,調査項目数によっては不可能な場合が多い。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「悉皆調査」の意味・わかりやすい解説 悉皆調査しっかいちょうさ →全数調査 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by