精選版 日本国語大辞典 「悪酒」の意味・読み・例文・類語 わる‐ざけ【悪酒】 〘 名詞 〙① 酒に酔うと言動が悪くなること。酒癖の悪いこと。また、その人。[初出の実例]「わるざけのわざと見えて、五たいものこらずあかふ成たり」(出典:仮名草子・水鳥記(1667)一七)② 悪酔いしたりする、品質の悪い酒。[初出の実例]「悪酒(ワルザケ)なるが故のみならず元来八度以上の熱ある病人、甘味(うま)からう筈がない」(出典:湯ケ原ゆき(1907)〈国木田独歩〉六) あく‐しゅ【悪酒】 〘 名詞 〙 味が悪い酒。質の悪い酒。〔書言字考節用集(1717)〕 〔蘇軾‐金山寺与柳子玉飲詩〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「悪酒」の読み・字形・画数・意味 【悪酒】あくしゆ わる酒。わる酔いする酒。宋・軾〔金山寺に柳子玉と飲み、~其の壁に書す〕詩 惡酒は惡人の如し 相ひ攻むること、刀(たうせん)よりも劇(はげ)し字通「悪」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報