デジタル大辞泉 「意味記憶」の意味・読み・例文・類語 いみ‐きおく【意味記憶】 長期記憶のうち、言葉の意味や知識、概念に関する記憶。「1年は12か月である」といった知識や情報の記憶であり、個人的経験に基づくエピソード記憶に対比される。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「意味記憶」の意味・わかりやすい解説 意味記憶いみきおくsemantic memory 心理学用語。特定の場所や時間に関係せず,物事の意味を表わす一般的な知識・情報についての記憶。たとえば「地球は1年で太陽のまわりを一周する」といった情報の記憶がこれにあたる。それに対して,個人的な経験や思い出のように,いつ,どこで,どんなことがあったか,といった出来事についての記憶を「エピソード記憶」という。たとえば「きょう,学校でテストがあった」というような記憶がこれにあたる。 E.タルビングは,記憶情報の内容やその処理過程の相違を指摘し,これら2つの記憶概念を提唱した。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by