意思伝達装置

共同通信ニュース用語解説 「意思伝達装置」の解説

意思伝達装置

自力意思を伝えるのが難しい重度障害者や難病患者らが、文章をつづったり音声を流したりする装置。体の一部のわずかな動きに反応して文字盤を操作する。視線の動きで入力するタイプもあるが、視力を失っていたり、震えなどで同じ姿勢を維持するのが困難だったりする場合は使えず、その人に合わせた専用スイッチが必要になる。筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の舩後靖彦参院議員は2019年、国会質疑で初めて装置を使用した。

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