精選版 日本国語大辞典 「愚物」の意味・読み・例文・類語 ぐ‐ぶつ【愚物】 〘 名詞 〙① おろかもの。ばかもの。愚者。[初出の実例]「とろい人を、愚物」(出典:大坂繁花風土記(1814)学者ぶって誠は粋がる詞)② 取るに足りないつまらない物の意で、自分の所有する物を謙遜していう語。[初出の実例]「硯事伝借如何之由也。仍硯〈愚物〉持二参之一」(出典:実隆公記‐明応元年(1492)一一月二六日) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例