1988年(昭和63)設立の愛媛県立医療技術短期大学を前身とする。2004年(平成16)に(1)地域の保健・医療・福祉を支える質の高い専門職の育成,(2)幅広い教養と豊かな人間性を備えた医療技術者の育成,(3)愛媛県の保健・医療・福祉の発展への貢献,の3点を目的として同短大を発展改組し,4年制公立大学として開学した。2010年公立大学法人化。2012年に助産学専攻科を,14年に大学院を開設した。「豊かな感性」「実践能力」「協調・共働」「自己教育力」「柔軟な思考」の5項目を教育目標に掲げて,専門的学識を備えた医療技術職の養成を推進する。2016年現在,愛媛県伊予郡のキャンパスに,保健科学部(看護学科・臨床検査学科),保健医療学研究科(看護学専攻・医療技術科学専攻),助産学専攻科を置き,学部生412人,大学院生23人,教員48人を擁する。
著者: 小濱歩
出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...