日本歴史地名大系 「愛田村」の解説 愛田村えたむら 三重県：阿山郡伊賀町愛田村[現在地名]伊賀町愛田（あいた）御代（みだい）村の東南に位置し、村の中央やや東の山間部に源を発する愛田（えた）川が村の中央部を西北に流れる。四周山に囲まれ耕地は狭い。明暦四年（一六五八）古検を改めている。本高六五四・四四石、平高七七九・二石。寛延（一七四八―五一）頃の戸数一〇四、人口四三一、馬一〇、牛三二（宗国史）。慶安二年（一六四九）当村東南の廻り谷（めぐりだに）をめぐって上阿波（かみあわ）村（現大山田村）との間に争論があり、寛政五年（一七九三）三月御代村内で愛田村の百姓が持地としている浦谷（うらだん）の取土の場所をめぐって争論が起こった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
