感荷(読み)かんか

精選版 日本国語大辞典 「感荷」の意味・読み・例文・類語

かん‐か【感荷】

〘名〙 心に深く感じること。感銘。また、恩を深く心に感じること。感佩(かんぱい)。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
玉葉‐元暦二年(1186)五月三日「依尋取見之、実垂露之点、有其勢、仍感荷之余、与扇一本」 〔韓愈‐贈張籍詩〕

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普及版 字通 「感荷」の読み・字形・画数・意味

【感荷】かんか

ありがたく思う。宋・轍〔兄軾の獄に下るが為に上書す〕軾、恩貸に感し、此れより深く自ら咎し、敢て復(ま)た爲すらざらん。

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