温点(読み)おんてん

精選版 日本国語大辞典 「温点」の意味・読み・例文・類語

おん‐てん ヲン‥【温点】

〘名〙 皮膚温度より高い温度を感じる感覚点。皮膚のほか、口腔、鼻腔、食道などの粘膜にも分布。⇔冷点

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デジタル大辞泉 「温点」の意味・読み・例文・類語

おん‐てん〔ヲン‐〕【温点】

皮膚や粘膜の、あたたかみを感じる感覚点。全身に分布する。⇔冷点

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世界大百科事典 第2版 「温点」の意味・わかりやすい解説

おんてん【温点 hot spot】

皮膚や粘膜にある感覚点の一つで,温かさの感じ(温覚)のみを感ずる点状の小区域。温めた細い金属棒で刺激すれば,温覚を感ずる点として探すことができる。全身の皮膚のほか,口腔,咽頭,鼻腔その他の粘膜にも散在するが,身体内部の胃などにはない。その総数は3万である。温点には温覚を伝える末梢神経繊維(温繊維)に付属する温覚受容器が分布している。長い間,ルッフィーニ小体Ruffini’s corpusclesがこの受容器に相当するとみられてきたが,それは誤りで,今日では温繊維の終末部が裸になった自由終末と考えられている。

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世界大百科事典内の温点の言及

【ホットスポット】より

…ハワイ諸島のようにプレート内部の孤立した地点で起こっている火成活動のこと。マントル深部(もしかするとマントル核境界)から,風のない時に線香やタバコの煙がまっすぐ上に立ち上るように,重力に逆らって線状に上る熱的上昇流(マントルプリュームmantle plume)によって海底リソスフェアのごく狭い地点が熱せられてとけ,マグマ溜りを生ずるためであると考えられる。マントルプリュームの径は数km以下で,長さは100kmをこえ1000kmにもおよぶこともあるらしいが,そのような上昇流がマントルにおいて熱的に安定なことは理論的にも示されている。…

※「温点」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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