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慈蔵 じぞうChajang

世界大百科事典 第2版の解説

じぞう【慈蔵 Chajang】

朝鮮,新羅の僧。生没年不詳。新羅における律宗の創始者。王族の生れであるが任官を拒否して出家し,636年王命によって入唐した。643年の帰国後は,大国統に任命されて僧尼の統制にあたり,通度寺を創建して戒壇を設けるなど,戒律の定着につとめた。また,外敵撃退を願って皇竜寺址の九層塔の建立を建議したり,中国の衣冠制の導入に功があったとも伝えられており,国家仏教を代表する僧侶であった。【木村 誠】

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世界大百科事典内の慈蔵の言及

【通度寺】より

海印寺松広寺とともに韓国三大寺刹の一つ。新羅の善徳女王(在位632‐646)のころ,入唐した慈蔵律師が請来した舎利を奉安して舎利塔を建て,金剛戒壇を設けて創始された。また《三国遺事》によれば,慈蔵が請来した《大蔵経》1部400箱を納めたという。…

※「慈蔵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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