日本歴史地名大系 「慶先寺」の解説 慶先寺きようせんじ 滋賀県:守山市山賀村慶先寺[現在地名]守山市山賀町得雄山と号し、浄土真宗本願寺派。本尊は阿弥陀如来。寺蔵の慶先寺略縁起によれば、もと比叡山三千坊の一つで、山賀(やまが)にあった六坊のうちの勝光坊に始まるといい、二八代道超の弟子となった道明が文和四年(一三五五)に夢告を受けて、天台宗より錦織(きんしよく)寺(現滋賀県中主町)の門下に参入したという。道明より五代を下る御厨石見と弟道乗が蓮如に帰依。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by