デジタル大辞泉 「憲法の変遷」の意味・読み・例文・類語 けんぽう‐の‐へんせん〔ケンパフ‐〕【憲法の変遷】 憲法改正の手続きを経ることなく、憲法の条項に対する解釈を変更することによって、憲法の意味や内容が変更されること。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「憲法の変遷」の意味・わかりやすい解説 憲法の変遷けんぽうのへんせん ドイツの国法学者 G.イェリネックによって提唱された憲法の変動の一態様。彼は,憲法の変遷を「憲法正文を形式上不変のままにしておいて,かつかかる変更の意図または意識を伴わぬ諸事実によってもたらされるところの憲法の変更」ととらえ,「意図的意思行為によって惹起される憲法正文の変更」たる憲法の改正から区別した。しかし,かかる観念が憲法学上成立しうるか否かについては,現在賛否両論が存し,論争の的となっている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「憲法の変遷」の意味・わかりやすい解説 憲法の変遷けんぽうのへんせん 憲法の条項はそのままにして、解釈によって憲法条項の意味・内容を変えることをいう。憲法改正と同じ結果が得られる。[編集部][参照項目] | 憲法 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by