懐音(読み)えおん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「懐音」の解説

懐音 えおん

?-1714 江戸時代前期-中期の僧。
浄土宗。江戸増上寺でまなび,武蔵(むさし)岩槻(いわつき)(埼玉県)浄国寺聞証(もんしょう)に師事。のち郷里の大和(奈良県)にもどり,西光寺の住職となる。「浄土考原録」を執筆し,京都法然院の忍澂(にんちょう)にみとめられ同院をついだ。正徳(しょうとく)4年5月5日死去。号は本蓮社真誉玄阿。著作はほかに「往生礼讃纂釈」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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