デジタル大辞泉 「懸隔たる」の意味・読み・例文・類語 かけ‐へだた・る【懸(け)隔たる】 [動ラ五(四)]1 遠く離れる。「父は常に我々とは―・った奥の二間を専領していた」〈漱石・行人〉2 両者の間に大きな違いがある。かけはなれる。「現実と理想とはあまりにも―・っている」3 (「駆け隔たる」とも書く)争いなどをしている両者の間に分け入る。「郎等は主を討たせじと、―・りて実盛と、押し並べて組むところを」〈謡・実盛〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例