成石 勘三郎
ナルイシ カンザブロウ
明治期の社会運動家,社会主義者,売薬業
- 生年
- 明治13(1880)年2月15日
- 没年
- 昭和6(1931)年1月3日
- 出生地
- 和歌山県東牟婁郡請川村(現・本宮町)
- 学歴〔年〕
- 尋常小学校卒
- 経歴
- 社会主義者・成石平四郎の兄。郷里で売薬販売をしていたが、たまたま大石誠之助、新村忠雄、弟を酒席に招いたため、大逆に賛成したとされ、明治43年大逆罪で起訴、44年死刑判決を受けた。翌日無期懲役に減刑されて服役。昭和4年出獄。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
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成石勘三郎 なるいし-かんざぶろう
1880-1931 明治時代の商人。
明治13年2月5日生まれ。雑貨商。弟成石平四郎を通じて大石誠之助を知り,酒席で革命談議にあいづちをうち,爆弾を試作したとして,明治43年の大逆事件で逮捕。44年幸徳秋水(こうとく-しゅうすい)や弟とともに死刑判決,翌日無期懲役となり,昭和4年仮釈放。昭和6年1月3日死去。52歳。和歌山県出身。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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