成石勘三郎(読み)なるいし かんざぶろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「成石勘三郎」の解説

成石勘三郎 なるいし-かんざぶろう

1880-1931 明治時代商人
明治13年2月5日生まれ。雑貨商。弟成石平四郎を通じて大石誠之助を知り,酒席で革命談議にあいづちをうち,爆弾を試作したとして,明治43年の大逆事件逮捕。44年幸徳秋水(こうとく-しゅうすい)や弟とともに死刑判決,翌日無期懲役となり,昭和4年仮釈放。昭和6年1月3日死去。52歳。和歌山県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android