成高寺(読み)じようこうじ

日本歴史地名大系 「成高寺」の解説

成高寺
じようこうじ

[現在地名]宇都宮市塙田四丁目

通称赤門あかもん通りの一本東の通りに面している。東盧山と号し、曹洞宗。本尊釈迦如来。文明八年(一四七六)宇都宮正綱が実父芳賀成高の菩提のため、傑伝の開山により中葦原なかあしはら(中河原)建立。同一八年五月二六日の宇都宮成綱寄進(寺社古状)に「奉寄付成高寺茂呂山事」とある。それ以後、芳賀高勝・同高孝・同高経、宇都宮忠綱・同興綱・同俊経などの寄進が続いた(同文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android