戸の札(読み)ヘノフダ

精選版 日本国語大辞典 「戸の札」の意味・読み・例文・類語

へ‐の‐ふだ【戸籍・戸札・籍帳】

  1. 〘 連語 〙 ( 戸(へ)の文板(ふみいた)の意 ) 古代、戸籍のこと。大和朝廷時代には、屯倉(みやけ)一部で作られ、大化改新以後、全国的に六年ごとに作成された。また、官人名簿官籍)を意味することもある。へのふんだ。へのふみた。へふみだ。へふんだ。へふだ。
    1. [初出の実例]「籍帳(ヘノフタ)削除て山部の連に隷(つけ)たまふ」(出典日本書紀(720)顕宗元年五月(熱田本訓))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む