戸を鎖す(読み)とをさす

精選版 日本国語大辞典 「戸を鎖す」の意味・読み・例文・類語

と【戸】 を 鎖(さ)

  1. 戸をしめる。戸をとじる。戸をおろす。戸を立てる。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「某が留守じゃと思ふて表の戸をさいて置た」(出典:虎寛本狂言・鈍太郎(室町末‐近世初))
  2. 商売をやめる。店をたたむ。破産する。戸をおろす。
    1. [初出の実例]「先の番頭の松兵へとなれ合で、直に戸(ト)を塞(サス)身上承知でおれを急養子」(出典人情本春色梅児誉美(1832‐33)初)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む