戸沢弁司(読み)とざわ べんじ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「戸沢弁司」の解説

戸沢弁司 とざわ-べんじ

1828-1899 江戸後期-明治時代陶工
文政11年生まれ。京都で修業する。維新後,もと土佐高知藩主の山内家にまねかれ,東京向島で薩摩(さつま)系の焼き物をはじめる。ついで浅草今戸橋にうつって彫塑品をつくり,輸出用の製品も手がけた。明治32年死去。72歳。江戸出身。通称は弁次郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android