所沢街道(読み)ところざわかいどう

日本歴史地名大系 「所沢街道」の解説

所沢街道
ところざわかいどう

秩父往還・秩父道ともいい、田無たなし宿地内の柳沢やぎさわ青梅おうめ街道から分岐して北西に向かい、武蔵国入間郡所沢村を経て秩父地方と結んだ。安永八年(一七七九)銘のある石幢六角地蔵の立っていた地(現在の東京大学農学部付属演習林の入口近く)小川おがわ道・南沢みなみさわ道・前沢まえさわ道・保谷ほうや道などと通称される道と交差して所沢に至り、さらに武蔵国飯能から秩父地方へと続いた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む