所沢街道(読み)ところざわかいどう

日本歴史地名大系 「所沢街道」の解説

所沢街道
ところざわかいどう

秩父往還・秩父道ともいい、田無たなし宿地内の柳沢やぎさわ青梅おうめ街道から分岐して北西に向かい、武蔵国入間郡所沢村を経て秩父地方と結んだ。安永八年(一七七九)銘のある石幢六角地蔵の立っていた地(現在の東京大学農学部付属演習林の入口近く)小川おがわ道・南沢みなみさわ道・前沢まえさわ道・保谷ほうや道などと通称される道と交差して所沢に至り、さらに武蔵国飯能から秩父地方へと続いた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む