日本歴史地名大系 「所沢街道」の解説 所沢街道ところざわかいどう 東京都:西東京市所沢街道秩父往還・秩父道ともいい、田無(たなし)宿地内の柳沢(やぎさわ)で青梅(おうめ)街道から分岐して北西に向かい、武蔵国入間郡所沢村を経て秩父地方と結んだ。安永八年(一七七九)銘のある石幢六角地蔵の立っていた地(現在の東京大学農学部付属演習林の入口近く)で小川(おがわ)道・南沢(みなみさわ)道・前沢(まえさわ)道・保谷(ほうや)道などと通称される道と交差して所沢に至り、さらに武蔵国飯能から秩父地方へと続いた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報