甲州道中の内藤新宿追分付近で分岐し、武蔵野台地を西進して
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
東京都新宿区から山梨県甲府市へ至る道路。江戸時代には新宿の追分で甲州街道と分かれ、中野、青梅、大菩薩(だいぼさつ)峠、塩山(えんざん)を経て、甲府東郊でふたたび甲州街道に合した。明治になって大菩薩峠越えを柳沢(やなぎさわ)峠越えに変更した。青梅に近い成木(なりき)村の石灰を江戸城工事用に運んだので成木街道ともよばれた。甲州街道の裏街道として利用され、江戸末期には志士や凶状持ちがよく通ったという。薪炭(しんたん)などの林産物や武蔵野(むさしの)新田の農産物の輸送にも利用された。多摩川の谷口集落である青梅には定期市(いち)が立って山の物産の取引にあたり、中野には農産物の集荷問屋が栄えた。
[中島義一]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…江戸浅草阿部川町の名主喜兵衛ほか4人の出願によって1698年(元禄11)に置かれた新しい宿駅である。宿はずれの追分(おいわけ)で青梅街道を分岐し,両者の第1宿を兼ねる。江戸日本橋まで2里(8km足らず),西の次の宿へは甲州道中の下高井戸宿まで2里,青梅街道の中野村まで20丁(2km余)である。…
※「青梅街道」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加