所知入り(読み)ショチイリ

精選版 日本国語大辞典 「所知入り」の意味・読み・例文・類語

しょち‐いり【所知入】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 領地を受けた大名、武士などが、初めて、その所領へはいること。
    1. [初出の実例]「鎌倉殿より勲功をこそ給はって候へ。いそぎ京上りしてしょちいりせん。疾く下りて用意せよ」(出典:義経記(室町中か)四)
  3. 歌舞伎の囃子(はやし)の一つ。大名行列の出入りなどに用い、三挺の三味線で合奏した。今の「行列三重」か。しょちり。
    1. [初出の実例]「ト所地入り合ひ方になる」(出典:歌舞伎・殿下茶屋聚(1781)序幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む