手切れ金(読み)テギレキン

デジタル大辞泉 「手切れ金」の意味・読み・例文・類語

てぎれ‐きん【手切れ金】

手切れのために相手に与える金銭。「手切れ金を渡される」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「手切れ金」の意味・読み・例文・類語

てぎれ‐きん【手切金】

  1. 〘 名詞 〙 手切(てぎれ)のための金。特に、男と女がその愛情関係を断つ際に、そのしるしとして相手に渡す金銭。慰藉(いしゃ)料。手切り金。てぎれ。
    1. [初出の実例]「おめへがたにゃアたびたびこりてゐるから手切(テギ)レ金(キン)だと思っておれが三十ドルやるから」(出典西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android