手切れ金(読み)テギレキン

精選版 日本国語大辞典 「手切れ金」の意味・読み・例文・類語

てぎれ‐きん【手切金】

  1. 〘 名詞 〙 手切(てぎれ)のための金。特に、男と女がその愛情関係を断つ際に、そのしるしとして相手に渡す金銭。慰藉(いしゃ)料。手切り金。てぎれ。
    1. [初出の実例]「おめへがたにゃアたびたびこりてゐるから手切(テギ)レ金(キン)だと思っておれが三十ドルやるから」(出典西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む