手巾帯(読み)シュキンオビ

デジタル大辞泉 「手巾帯」の意味・読み・例文・類語

しゅきん‐おび【手巾帯】

手ぬぐいのような、長さ5尺(約1.9メートル)ほどの布を帯にしたもの。主に僧尼が用い、衣の上から巻いて前で結んだ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「手巾帯」の意味・読み・例文・類語

しゅきん‐おび【手巾帯】

  1. 〘 名詞 〙 手拭帯一種。長さ五尺(約一・九メートル)ほどの布帛を帯にしたもの。今の兵児帯(へこおび)の類で、主に僧、尼が衣の上から巻いて前で結んだ。手巾の上帯。手巾。
    1. 手巾帯〈好色一代男〉
      手巾帯〈好色一代男〉
    2. [初出の実例]「俺とそなたは手巾帯(シュキンおび)手巾帯、締めつされ締められ諸共に、ゐ中下りの道すがら」(出典歌謡おどり(女歌舞伎踊歌)(1630頃)田舎下り)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む