事典 日本の地域ブランド・名産品 「手描き鯉のぼり」の解説
手描き鯉のぼり[人形・玩具]
てがきこいのぼり
北茨城市で製作されている。明治時代から製作が始まった。始めは和紙を使用していたが、代々改良が加えられ、現在は布を使用してつくられている。太い胴の鯉のぼりで、泳ぎ方は勇壮。白布に下絵を描き、彩色をほどこす。描き上がったものを裁断し、裏返して縫製。よい鯉のぼりをつくるためには、輪郭や彩色が重要となる。茨城県郷土工芸品。
手描き鯉のぼり[人形・玩具]
てがきこいのぼり
坂出市で製作されている。江戸時代の安永年間(1772年〜1781年)頃から端午の節句に鯉のぼりをあげる風習が始まったという。明治時代中期に、坂出市での鯉のぼり製作が始められた。香川県伝統的工芸品。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報